社会医療法人長門莫記念会 長門記念病院

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令和5年度入社式が行われました

4月1日より長門グループの仲間になる10名の新入職員の入社式がありました。
入社式は、昨年同様、参加者全員マスクを着用し、1mの間隔をあけ、内容も辞令交付のみで執り行われました。
本来行われるはずの理事長挨拶や各部署長からのメッセージ等も書面で配布されました。
これから各所属部署に分かれても、同期入社の仲間として切磋琢磨し社会人としての成長と活躍を期待しています!
ー長門 仁 理事長 挨拶ー

 

新入職員の皆さん、入社おめでとうございます。

 

本日長門グループに新しい仲間として10名の方をお迎えできたことを大変嬉しく思います。

 

新入職員の皆さんは、3年前から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響で、学生生活では何かと制約が多く大変苦労されたと思います。これまで通りの実習ができなかったり、講義がリモートになったりと学びの環境が激変したと思います。

また、サークル活動や友人との会食、旅行など学生ならではの貴重な時間を過ごすこともできず、感染予防のため他人との接触を制限されることで、直接会って人とコミュニケーションを取る機会も少なかったのではないかと思います。

 

医療、介護、福祉の現場では常にコミュニケーションが求められます。初対面の人と話すのが苦手という方もいると思いますが、今日からは社会人として積極的に人とのコミュニケーションをとるように心がけてください。

 

特に声のトーンや表情で相手に与える印象は変わってきます。医療、介護、福祉を必要とする方やその家族は不安を抱えている方が大半です。その気持ちを少しでも和らげてあげられるように、大きな声で丁寧に優しい表情で接するように心がけてください。

「何もできない人=何でもできる可能性を持った人」です。

皆さんは、無限大の伸びしろがあり、何でもできる可能性を秘めた人たちです。これらからたくさん失敗することもあると思いますが日々努力し、1年後には大きな成長が遂げられるように頑張ってください。

 

医療、介護の世界ほど直接人のために役に立てる仕事はありません。このような仕事ができることを誇りに思い、思いやりの気持ちを常に忘れることなく、

我々の基本理念である、「困っている人を助ける」を合言葉に、医は仁術の精神を貫き、地域の医療・介護・福祉に貢献していただければと思います。

 

現在病院では新棟の工事中で来年の3月には竣工予定です。新たに緩和ケア病棟を立ち上げるとともに、回復期リハビリ病棟、療養病棟、機能訓練室、厨房が新棟に移転します。

グループ全体の大きな変化の時期になりますが、どんなに立派な建物や設備がそろっていても、医療、介護は人によるサービス提供が基本です。

 

若さと活力に満ち溢れた新入職員の皆さんが、日々成長して社会に貢献できる人材となり、長門クループの将来を担っていくことを強く期待しています。

 

京セラ創業者の稲盛和夫氏が昨年8月にお亡くなりましたが、稲盛氏は数多くの金言を残してきましたので最後に紹介させていただきます。

 

 

  • 【自分の好きな仕事を求めるよりも、与えられた仕事を好きになることから始めよ。】

最初は与えられた研究だったが、次第にファインセラミックスの魅力に取りつかれ、積極的に研究するようになった体験を語ったもの。

 

  • 【「天職」とは出会うものではなく、自らつくり出すものなのです。】

しかたなく入社した畑違いのメーカーで、しかたなく研究した新素材が、後に天職となるファインセラミックスだったという体験談。

 

  • 【目指すのは、ベストではなくてパーフェクト。】

「当社は常にベストを尽くす」と語ったフランスの大手企業の社長に対し、完璧主義者の稲盛氏が反論した言葉。ベストかパーフェクトかの論争は深夜にまで及び、ついに相手の社長に「あなたの言うとおりだ」と言わせた。

 

  • 【人間の能力は、未来に向かって限りなく伸びていく可能性を持っている。】

人間は無限の可能性を持っているので、高く困難な目標を設定しようということ。稲盛氏の前で「できません」と言うのは絶対の禁句だったという。