社会医療法人長門莫記念会 長門記念病院

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理事長あいさつ

 昨年は平成から令和に元号が変わり、ラグビーワールドカップで日本中が盛り上がりましたが、今年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。世界中が注目するこの一大イベントを体験できる非常に貴重な機会です。私の周りにもオリンピックを直接観戦される方、競技の運営やボランティアで関わる方もいて、一生に一度の思い出になることは間違いないと思います。また、海外から多くの外国人が来日しますので、2011年の東日本大震災から復興した日本を世界にアピールするいい機会でもあり、大会が成功裏に終わることを期待して止みません。

 さて、2020年は「ねずみ年」ですが、正確な干支は「庚子(かのえね)」です。
 十二支の順番は植物に例えられますが、「子」は十二支の中では最初で種を表し、芽が出始めようとしている時期になります。それに対して「庚(かのえ)」は「成長が終わった状態」で、これ以上は生長しないで今後は枯れていくというタイミングだそうです。

 また、「平成」という元号を考えたと言われている安岡正篤先生の「干支の活学」という本によると、漢字としての「子」は増える、「庚」は変わる、深まるなどの意味があるとのことです。
 このことから、「庚子」は終わり始まり、変わり栄えるという年になると言われており、過去の経緯を踏まえてその延長線上で新たなスタートをきって、発展していく1年になると考えられています。
 海の波で例えると、波は絶えず繰り返しやってきて帰っていきますが、「庚」は大きな波が沖に帰っていくイメージで、「子」は次に来る波です。だけど、この次の波はただ来るのを待っていればいいのではなく、意識して自分で作り出す波でなければいけません。
 実際に60年前の「庚子」の1960年はアメリカではジョン・F・ケネディが大統領になり、日本でも「所得倍増計画」を打ち立てた池田内閣が誕生しています。また、アフリカでは17もの国が植民地から独立を果たしており、十二支の表すような1年だったようです。
 このように「庚子」はまったく新しいことを始めるのではなく、これまでのことを踏まえたうえで、改めてスタートするという、どちらかと言えば継続の意味が強いようです。

 ただ、十二支の「子」はまだ種の状態です。すぐに結果が出るわけではなく、芽が出て膨らんでいく前段階です。2020年はこれからの道筋を長期的に計画する年、そんな気持ちで今年一年を過ごしていけば、よい年にできると思います。
 2020年1月には医療法人長門莫記念会が設立されて50年を迎え、我々にとっても大きな節目の年となります。ちなみに企業の生存率にはいろんな説がありますが、50年が0.7%、100年が0.03%だそうで、法人として50年を迎えられたのは、これまで支えて下さった地域の皆様のおかげであると感謝の気持ちでいっぱいです。
 これを踏まえて今年の目標は「初心に立ち返る」にしました。
 2020年は法人設立100年を目指して、「初心に立ち返り」これまでを振り返りつつ、今後の道を計画する年だと思います。今後の発展のための計画で、今年や来年だけではなく長い目で見て計画する年にしたいと思います。

 今年も職員一同、医療、介護、福祉の分野で地域の皆様にお役に立ち、喜ばれるように努めてまいります。

 皆様方にとりましても、希望に満ちた明るい年となりますことをご祈念申し上げ、私からの年頭の挨拶とさせていただきます。


社会医療法人 長門莫記念会
理事長  長 門  仁